伝説の大黒PAツアー

映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」やアニメ・漫画「頭文字D」といったメディアを通じて、日本の車文化や、車好きにとっての聖地などが世界的に知られるようになり、インバウンド観光にも影響を与えています。

こうした日本独自の車文化に着目し、車好きのシークプランナーが、夜の首都高速道路を走行し、人気の観光スポットや車好きの聖地である「大黒ふ頭」を訪れる独自の「湾岸ツアー」を企画・販売しております。

今回は、スペインからお越しになった7名のゲストが湾岸ツアーにご参加されました。今回のツアーの担当は、オリベイラプランナーでした。

湾岸ツアー当日

企画担当のシークプランナーと事前に相談した結果、車好きが集まる大黒パーキングエリア（PA）は警察による閉鎖が頻繁に行われるため、ゲストと事前に連絡を取り、集合時間を予定より1時間繰り上げて実施いたしました。

まず、ゲストを都内の宿泊施設へお迎えに上がりました。最初に向かったのは、人気のカー用品専門店です。お店の概要を紹介し、いざ店内へ入ろうとしたところ、駐車場に1台の日産シルビアが入ってきました。すると、ゲストの皆様はその車に興味を示し、見に行かれました。

その後、ゲストは立体駐車場に多くの車が駐車されていることに気づき、そちらの様子も見に行かれました。ゲストの1人はマツダCX-3を所有しているとのことで、車のチューニングに関しては、日本と比較してスペインの方が規制が厳しいとおっしゃっていました。スペインにも日本とは若干異なるものの、車検制度が存在するそうです。

かっこいいホイールを見つけたお客様は、「買いたいな」と呟かれていました。様々な車を見学した後、ようやく店内へ。ゲスト各自、お好みの商品を探し始められ、ステッカーやTシャツなど、思い思いの品をご購入されました。

7名のゲストのうち、2名の方は車にあまり興味がないとのことでしたので、その間、近隣のスターバックスとTSUTAYA、そして洋品店をご案内いたしました。

皆様の買い物が終わったところで、大黒PAへ移動しました。車内では、先ほど立体駐車場で見かけた車について、皆様で話が盛り上がっていました。大黒PAに近づくにつれて、猛スピードで走行する車が増え、皆様が徐々に興奮していく様子が伝わってきました。

いよいよ聖地である大黒PAに到着しましたが、予想以上の混雑ぶりに私も驚きました。皆様に下車のご案内をしようとしたところ、皆様すでに思い思いの車を探して写真を撮り始めていたため、私もご一緒することにしました。

しかし、残念ながら大黒PAが21:00に閉鎖されることが決定しており、その旨をお客様にお伝えし、20:40頃にパーキングエリアを出発いたしました。
次に、映画「ワイルド・スピード」のシーンにも登場する渋谷スクランブル交差点への訪問を提案しましたが、皆様すでに満足されたとのことでしたので、ホテルへ戻ることにいたしました。

道中、お客様同士で先ほど撮影した写真を見せ合ったり、ご覧になった車について熱心に語り合ったりしていました。

ホテルに到着後、改めてお礼を申し上げ、お客様をお見送りいたしました。